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東洋医学からみた「ストレス」 | 水戸市の鍼灸整骨院 ふじ鍼灸整骨院 | 茨城県庁から車で6分の整体・鍼灸

前回は日本で一般的に行なわれている解剖学や生理学を基にしている医学(西洋医学)からの視点でお伝えしました。

今回は鍼灸(はりきゅう)をする際に使用される東洋医学の視点からお伝えします。

 

「肝」の機能異常

「肝」とは「肝臓」と同じとものと捉えていただくと理解しやすいと思います。

「肝」には〝疏泄作用〟という働きがあり、ストレスが加わるとこの働きに障害が起こり、下記の状態へとなります。

※疏泄作用とは…「血」や「気」がスムーズに流れるように保つ作用

 

①肝気鬱結(かんきうっけつ)

肝の機能が失われ、気の流れが滞っている状態。

【特 徴】

怒りや不満で胸がつかえる

 

②肝鬱火化(かんうつかか)

肝気鬱結が長引くことで、停滞している気が熱に変化して燃え上がっている状態。

【特 徴】

顔を赤らめ怒りをあらわにする

 

③肝火上炎(かんかじょうえん)

肝気鬱結が時に火のように熱くなった状態。

【特 徴】

頭痛、めまい、耳鳴り、顔面紅潮、目の充血などが出現。

 

④肝脾胃不和

「肝」だけでなく「脾」と「胃」にも機能異常が起こっている状態。

【特 徴】

消化器障害:「嘔吐」「食欲不振・胃痛(胃症状)」「下痢・便秘(脾症状)」を訴える。

 

東洋医学では「肝」の異常がストレスと最も関連性が高いです。

その他に「お腹」「腰」「首」「背中」にも症状が現れます。

 

次回は “ストレスに有効なツボ” について書いていきます。

 

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